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ビール大手が発表した9月のビール類の販売数量や販売額は、酒税法の改正による第3のビールの駆け込み需要で各社とも8月より改善しました。 ビール大手が発表した「発泡酒」や「第3のビール」を含むビール類の9月の販売数量は、前の年の同じ月に比べてサントリーが4%増加したものの、キリンが4%、サッポロが7%、それぞれ減少しました。販売金額を公表したアサヒも18%減っています。去年9月は消費税増税前の駆け込み需要でビール類が好調だった反動もあり、3社がマイナスとなりました。 一方で、酒税法の改正で10月から値上げした第3のビールは、販売数量が去年の増税前の駆け込みを上回りました。具体的には、サッポロが36%、キリンが17%、サントリーが15%、それぞれ増加し、アサヒは販売金額にしておよそ2割増えたということです 各社とも10月は、「酒税法の改正で減税となったビールの缶商品の販売が好調に伸びている」としています。(12日14:43)